やっと出ました、昨年12月に実施された「図書館に関するアンケート」の調査結果。私は10月3日(水)、福知山市立図書館夜久野分館へ行ったので職員の方にお尋ねしてみると出してきてくださり、同結果報告書を閲覧することができました。福知山市公式ホームページにももう載っています。6月には既に結果報告書が出ていたようなのはSENTOKYOブログにより知っていたのですが。。。自由記述の豊富さがまさに図書館!という感じです。どうぞ多くの皆さんが閲覧くださいますように。そして何よりこの調査結果が福知山市立図書館基本計画に生かされますように!
京都新聞6月7日記事より引用================================
新図書館に「広い駐車場確保を」 福知山市民、アンケートで要望 |
2010年度にJR福知山駅前にオープンする京都府福知山市の市立図書館中央館の基本計画策定委員会が7日、市役所であり、市は昨年に市民約3000人を対象に行ったアンケート結果を公表した。 13歳以上の2000人(回答者708人)と、中央館と3つの分館利用者(同731人)を対象にそれぞれ実施。利用状況や不満、新図書館への要望を選択式と記述式で尋ねた。 主な内容は▽利用者の6割以上が車で来館しており、広い駐車場確保を要望▽現在の中央館の蔵書数(約9万7000冊)や雑誌の種類(26種類)に48%が不満で、本を見つけにくいとの回答は3割▽全体の55%が過去1年間利用経験がなく、開館時間を午前9時に早める声は約7割-など。記述欄に寄せられたコメントは900件を超えた。 井上吉信館長は「市民の関心の高さがよくわかる。今後の計画に生かしたい」と話す。アンケート結果は今後、市の広報で公表する。============================================== ちなみに私もアンケートを提出した一人です。 自由記述はおよそ次のとおり。「貸し出し活動上位」といった言葉は今なら容易には使わないけれど、とにかく新図書館に期待いっぱいの昨年12月の熱い思いがよみがえりました。===================================== 「としょかんだより」の小中学校への配布、おはなし会日程の広報ふくちやまへの掲載、ホームページへの掲載など、ありがとうございます。子ども読書の日記念講演会、読み聞かせ講座、ブックスタートなど、ここ2,3年、新しい取り組みも定着してきて、職員の皆様のご苦労に感謝申し上げます。今回、こういうアンケートがあるということも、 もっとPRなさってもよかったのに、と思います。市ホームページで、10大ニュース同様、アンケートに答えてもらってもよいと思いました。(中略)
新館を建てるまでだけを仕事と思わず、市民にとってなくてはならない知的インフラとして、学校図書館、大学図書館をも含めた福知山市立図書館サービスシステムを構築してください。コンピュータでつなげという意味でなく、人と情報、人と人とをつなぐ役割を立派に果たせる職員を配した ぬくもりのある人のネットワークに期待します。
「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(平成13年文部科学省告示第132号)や、この春更新された「貸し出し活動上位の公立図書館における整備状況2005」((社)日本図書館協会調べ)を理事者にも説明し、理解を得られるよう進めてください。上記によると6-8万人の市の図書館費109,563千円、資料費30,806千円、資料費うち図書費23,683千円、職員数14.1人(うち司書率73.5%)・・・などとなっています。
「北近畿有数の規模とサービスを有する図書館」という高日市長様の公約実現に期待しています。職員の皆様にはご多忙の中、体調に御気をつけて、ご活躍をお祈りしております。 |