9月17日(水)、いただいたご招待券をにぎりしめ、勇んで!?ターシャ・テューダー展初日に行ってまいりました。
心斎橋・・・久しぶりでした。大学時代はよく行ったものですが・・・
入ってすぐに、杉村明美さんによるターシャの庭の再現が・・・
初日のせいか、まだお花たちが連れてこられたばかりのような顔でした(^^)が、きっと今頃は会場に慣れて笑顔を振りまいているのでは。
ターシャさんのお庭(30万坪とか・・・)に特に関心がある私には、ちょっと物足りなかったですけれど、庭の横の
ターシャさんの言葉
「人生は短いもの。文句を言っているひまなどないの」
に、先制パンチを浴びた気がしました。
「目の前にある幸せを精一杯味わうことよ」
と続き、あこがれのターシャ・テューダー展に今来てるんだ、と思うと幸せで・・・
それから2時間くらい会場にいました(^-^)
前半はターシャさんの愛用品の数々。特にティーセットなどの食器を飽かずながめました。
後半はターシャさんの作品。絵本『コーギビルのいちばん楽しい日』の原画が勢ぞろい。
繊細さに驚きました。思ったよりずっと小さい用紙に、細かく細かく描いてあって・・・
随所にターシャさんの遊び心や、愛情があふれていて・・・
絵本のテキストもターシャさんの直筆。見ごたえがありました。
秘密の庭への入り口に立つ少女の絵が、今回のいちばんのお気に入りになりました。
ターシャさんのお洋服も数着来ていました。こ、腰が細い。。。体型がお若いころと全く変わらず、今でもウェディングドレスが着られると書いておられましたものね。。。
今年6月18日、92歳で亡くなられたターシャ・テューダーさん。
出口付近は追悼の色濃く、ビデオ(約10分)が流されていて、2回観ました。
その中で、「夫だった人は(置いてきぼりで)かわいそうだった。私たち(ターシャさんと子どもたち)ばかり楽しんで」というようにおっしゃっていた(ターシャさんは離婚して、女手ひとつで4人の子どもさんたちを育て上げられました)のが、私には強烈な教訓に聞こえました。
ターシャさんは働き者で、お料理上手、ユーモアもあり、子どもたちにとっては最高のお母さんだったことでしょう。
でも、旦那さんだった人は「何ができずともかまわない、まず僕を見て」という気持ちだったのでは、と想像しました。夫の前でこそ最上の笑顔でいること。それは今の私にも求められていること。
ミュージアムショップは長蛇の列。
絵本など書籍類はほとんど持っているような気がしつつ、ターシャ・テューダー展限定出版「ターシャの楽しい生活」は入手しましたが、いろいろあきらめて(^^; すみやかに帰りの電車に乗りました。
大阪・心斎橋大丸でのターシャ・テューダー展は2008年9月29日(月)まで。
たくさんの方に見にいっていただきたいです。
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