大阪国際会議場(グランキューブ大阪)での第56回全国家事調停委員懇談会大阪大会に出席してきました。
大阪大学総長・鷲田清一先生のご講演「聴くことの意味」がとても心に残りました。
いただいた資料にあった鷲田先生のプロフィール
昭和52年3月 京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得
昭和63年4月 関西大学文学部教授
平成8年4月 大阪大学文学部教授
平成11年4月 大阪大学大学院文学研究科教授
平成16年4月 国立大学法人大阪大学理事・副学長
平成19年4月 大阪大学附属図書館長
平成19年8月 大阪大学総長
専門:臨床哲学、倫理学
主な著書:『モードの迷宮』(平成元年)
『「聴く」ことの力』(平成11年)
『思考のエシックス-反・方法主議論』(平成19年)
受賞暦:平成元年 サントリー学芸賞
平成12年 桑原武夫学芸賞
平成16年 紫綬褒章
さて、メモをとらずに聴いてしまったので、2日たって心に残っていることだけ書きます(^^;
・主張は得意だが、聴くことのいちばん苦手な職業(教員)についてる、とおっしゃって、会場が和みました。
・「哲学カフェ」を催してらしたこと
・その第1回目に調停委員をしている人が出席し言われたことが、結論も同然だったとの思い出話。
・人間は、自分の存在の意味、価値を求める。それがないと思うと絶望しがち。・犬は気楽でええなあ、なんにもせんとただ生きとるだけ。とよく言うけれど、人間だって、ただ生きる、それだけでええのに。とおっしゃったとき、なぜか涙が・・・
・河合隼雄先生との対談のおはなし。河合先生は、ほーっ、ほーっ、と、相手の話を感心して聴いていらっしゃった。どんな人とも話が弾んでいた。
・会場(グランキューブ大阪)のすぐ近くには聞き上手の職業の方がいっぱい・・北新地のこと?(^^)・そこでは、他のお客さんを気にしながらも絶妙のバランスで話を聴いてもらえる。究極から2番目は、「わかった、もう帰り~」。究極は「その話、聞 かんかったことにする」。笑えました。
・最初の話にもどって、長く苦しい話し合いが終わるとき、初めて聞こえてくる、開けてくるような感覚。
・相手も苦しかったのだと。苦しい時間を共有してきたことに思い当たる・・・
・大事なのは、相手に話し切らせること、そこまで待ち切ること
易しいことばで、軽妙に語られ、もっと聞きたい、次回はいつ?とお願いしたくなるようなご講演でした。
貴重な研修の1日になりました。ありがとうございました。
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